目次
メーカー | Selim s.a.s(イタリア製) |
商品名 | セリームバイオサンド/ホワイト |
原料 | ベントナイト |
捨て方 | 燃えるゴミ |
内容量 | 8.5kg |
価格/kg | 173〜266円/kg |
商品情報
品質の高い高級なベントナイトを使用し製造されているイタリア製の固まる猫砂です。
セリームバイオサンド・グリーンと比較される事が多い製品ですが、似ているようで違う特徴もあります。
セリームバイオサンド・グリーンは「ほのかなお花」の香りに対して、こちらのホワイトは「ベビーパウダー」の香りです。
袋はグリーンが紙製の袋に入っていたのに対して、ホワイトはビニール製の袋に入っています。
個人的にはホワイトのビニール袋の方が扱いやすいく好みです。(海外製品の為、パッケージは予告なく変更の可能性あり)
砂の質感(色・形状・大きさ)
砂粒は0.5mm〜2mm程度の大きさです。グリーンと粒感は同じですが、こちらはサンゴ砂のように真っ白く綺麗です。
砂の吸収力とコスパ
砂の重さは1カップ181gです。おしっこ1回相当の50mlの水を垂らすと128gの固まりが出来ました。
おしっこ1回に使用する砂は78gだとわかりました。
ちなみに「セリームバイオサンド・グリーン」は同じワンカップで201gなのでホワイトの方が少し比重が軽いようです。
セリームバイオサンド・ホワイトは一袋8.5kg入り、グリーンは一袋7.5kg入りなのですが、砂の比重が少し軽い分、たった1kg違いであっても一袋に入っている砂の量がホワイトの方が多く感じました。
尿を固める強度
瞬時に固める力と固まりの強度はグリーンとホワイトどちらも同じです。吸収時の違いとしては、グリーンはスッと真下に水が浸透し固まりましたが、ホワイトは横に広がりながら砂に浸透して固まるような印象を受けました。それにより尿が横に平べったく固まり、トイレの底にこびり付き難いです。
砂ホコリの量
砂埃の量は多いです。
ホームセンターなどで買う事の出来る一般的な国産の猫砂とほとんど違いは感じませんでした。
セリームバイオサンド・グリーンは同じ条件での実験で砂埃が全く立たなかった事から、ホワイトは十分なダストカット処理がされていない事が分かりました。砂が白い事によりホコリが目立って多く見える可能性もあるものの、砂ぼこりが少なさはグリーンが明らかに勝ります。
1袋を使いきっての感想
海外製のプレミアムな猫砂は砂埃が少ないというイメージを持っていましたが、必ずしもそうではないようです。
セリームバイオサンドホワイトのダスト量は国産の一般的な猫砂とそれほど変わらず非常に多かったです。
ベントナイトの砂を選ぶポイントは人によりけりですが、
海外のプレミアムな猫砂を買うのなら「ダストフリー」は必須条件だと感じます。
なぜなら、しっかり固まって消臭力に優れるけど、ダストが多い猫砂は国産で安く購入出来るからです。
同じセリームバイオサンドシリーズのグリーンはダストがほとんどカットされていただけにホワイトは残念に思いました。
また、細かい砂の猫砂に共通している問題点ですが、砂が非常に散らばります。
こちらのセリームバイオサンドホワイトも同様に散らばりが多く、砂の色が白いので目に見えてとても散らばりが目立ちます。
砂色が白いのは血尿など泌尿器疾患の早期発見に繋がるメリットもあるのでどちらを重視するのかはトレードオフの関係です。
セリームバイオサンドグリーンよりも良かったのが消臭力と匂いです。
個人的にセリームバイオサンドグリーンやエバークリーンの砂のような消臭剤の匂いはどうも苦手です。
おしっこやうんちの匂いは気になりませんが、代わりに部屋が消臭剤クサいんですよね。
本当は砂自体に匂いがついてなくて、排泄物の臭いも無臭に消臭してくれる砂が理想ですがこちらもトレードオフです。
ですから、砂はなるべく優しい香りが好みなのでセリームバイオサンドホワイトのベビーパウダーの香りは気に入りました。
セリームバイオサンドシリーズで自然な香りで消臭してくれるランキングをつけると【ローザ>ホワイト>グリーン】の順番です。
砂粒の質感 | |
尿を固める強度 | |
消臭力の高さ | |
ダストの少なさ | |
コストパフォーマンス |
国産のベントナイト猫砂ならセリームバイオサンドホワイトと同レベルの品質の商品で500円前後が相場ですから割高感を感じます。砂が白いので、血尿持ちの猫にはおすすめですが、そうでなければグリーンを買う事をお勧めします。
さらにコスパを求める場合は「Dr.エルスレイ ウルトラ」とも比較してみて下さい。
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