目次
楽天スーパーセールに便乗して以前から欲しかった猫の全自動トイレ「キャットロボットオープンエアー」を購入しました。
キャットロボットオープンエアーを購入した理由
我が家には3匹います。3匹共、拾ってきた時期は違いますが元野良です。
家の近所で野良猫を見かけては可愛いくてついつい保護してしまい一匹づつ増えて今では3匹になりました。
1匹の時にはそれほど苦にならなかったトイレのお世話も、3匹もいると一日に何度も捨ててやる必要があり負担になりました。
それに猫は綺麗好きです。
汚いトイレではおしっこを我慢して病気になったり、トイレ以外の場所で粗相してしまったりなど困った問題が起こります。
我が家でも玄関タイルにおしっこをされて、その後は何度も洗剤で綺麗に洗って匂いを消しても繰り返すので困っていました。
ですから常にトイレを綺麗な状態に保つため、留守がちの家では「猫の数+1個」のトイレを置いておく事が推奨されています。
そうでなくても、猫の数と同数のトイレは最低限必要です。
うちではデオトイレやにゃんとも清潔トイレのようなシステムトイレを3つ設置していました。
その為、部屋の一角がトイレで占領されていました。
この状態をどうにかしたいと、楽天市場で「いい猫トイレ売ってないかな?」と探していた時に見つけたのが「キャットロボットオープンエアー」でした。
購入する前の迷いの時期
買った後に振り返れば「もっと早く買っておけばよかった!」と思います。
正直、今年買ったもので一番満足度が高いです。ちなみに2番目がお掃除ロボットルンバ。
なにに迷っていたかというと「値段」でした。
キャットロボットオープンエアーの価格は私が買った時で約7万円です。
アメリカからの輸入商品なので為替の変動によって価格が上下するようで、しばらく前は10万円で売ってました。
普通のシステムトイレなら5000円も出せばかなりいい商品が買える事を考えると、その差は14倍です。
一つのトイレで14個分の値段がするので4ヶ月くらい迷いながら手を出せずにいました。
猫は使ってくれるのか?
うちにいる3匹の中の2匹は好奇心旺盛な性格で、1匹はビビりでとても臆病な性格です。
それに3匹共、子供の頃からウッドチップのシステムトイレしか使ってこなかったのでキャットロボットに使うベントナイト(鉱物)の固まる砂を使ってくれるのかという心配もありました。
商品が届き、説明書に書いてある通りに今までのトイレとキャットロボットを横に並べて設置しました。
好奇心旺盛な2匹は固まる砂が楽しいのか、キャットロボットの中に早速入って砂をホリホリして遊んでいました。
「砂が今までと違うからトイレと気づいてないのかも!?」
そこで今まで使っていたトイレの砂をキャットロボットの固まる砂に少しだけ混ぜてみました。
約10分後、好奇心旺盛な1匹目がキャットロボットでおしっこする事に成功。
それから30分。好奇心旺盛な2匹目がおしっこ、うんち共に使ってくれました。
数時間後には、臆病な3匹目もキャットロボットの中に入りおしっこ成功。
全自動トイレに慣れるまで、1ヶ月くらい時間が必要な場合もあると聞いていたので、そのつもりでいましたが、みんな当日中に使用してくれました。
翌日も今までのトイレとキャットロボットを2つ並べて置いてましたが、常にトイレが綺麗な状態のキャットロボットが気に入ったようで、今まで使用していたトイレは誰も使わなくなりました。
キャットロボットオープンエアーが排泄物を自動で掃除する仕組み
動画でキャットロボットの動きを撮影したのでご覧ください。
動画では猫がトイレを使った後に手動で回転させていますが、通常は猫がトイレから出たら自動で回転し排泄物をゴミ袋を張った下のトレーに捨ててくれます。
毎日何度もしていたトイレ掃除が週1,2回で済む事、猫3匹に対して1つのキャットロボットで対応出来る為、トイレの置き場所が小スペースで大丈夫な事など多頭飼いの飼い主さんには特におすすめです。
猫1匹でもお仕事や外出など留守がちな場合、トイレが汚い状態が続くと猫はストレスを感じてしまいます。
ストレスやトイレの我慢で尿疾患系の病気になってしまう事もあるのでキャットロボットを使えば安心かと思います。
袋の交換は週1回だけ
キャットロボットオープンエアーが自動で掃除した排泄物は本体下部のトレーに溜まります。
袋は純正の専用袋も売られていますが、値段が高いだけで普通のゴミ袋と同じなので45Lゴミ袋を使用します。
トレーが満タンになるとお知らせランプが点滅するので袋を取り替えます。
うちは猫が3匹いるので、週2回の燃えるゴミの日にゴミ袋を交換しますが、猫1匹の場合は週1で交換で間に合います。
トイレの臭い
トイレ使用後は自動で綺麗にしてくれるので匂いはほぼゼロに近いです。
システムトイレを使っていた時も、おしっこはトイレシートに吸収されているので匂いませんでしたが、うんちの後がとにかく臭かったです。
キャットロボットに変えてからはうんちの匂いも気にならず部屋が臭くならなくなりました。
トレーの袋の手前の部分にスペースがあるので消臭剤を入れておくとさらに臭いが気にならなくなります。
うちでは写真のように東芝のデオドライザーを入れて匂い漏れ対策しています。
キャットロボットの動作音
キャットロボットオープンエアーの動作音は個人的にはほとんど気になりません。
モデルチェンジ前の旧型キャットロボットより回転音がかなり小さくなったそうです。
隣の部屋にいたらほとんど聞こえませんし、
夜中、キャットロボットの回転音で目が冷めてしまう事もありません。
もしも音が気になる場合は、スリープモードを設定出来ます。
スリープモードを設定してから8時間は猫がトイレを使っても回転しなくなるので音に過敏な方でも心配ありません。
キャットロボットオープンエアーの評判と口コミ
公式代理店「ip-plus」の楽天ショップでレビューを見ていると悪い口コミがまったく見当たりませんでした。
公式販売では商品の品質とアフターサービスに関して多くの方が絶賛しているようです。
しかしながら、「ip-plus」以外が非公式で販売している商品には悪い評価も見つかりました。
キャットロボットオープンエアーの購入前に口コミをかなりチェックしたのですが、悪い評価は、「猫が使ってくれない」「初期不良」「すぐに壊れた」などが大半であり、商品の能力を評価しているものではありませんでした。
公式輸入代理店で購入すれば初期不良は無償で交換してもらえますし、1年以内の故障も無料で修理サービスを受ける事が出来るので個人的には気になりませんでした。
猫が使ってくれないというのは心配になりましたが、全自動とはいえ、使うのは一般的なトイレと同じ猫砂です。
猫にとっては、今まで和式トイレしか知らなかったのに、洋式トイレになったくらいの驚きがあるのだと想像します。
形も違うのでどうやって使うのか分かるようになるまで時間がかかる子もいるかもしれませんが、ゆっくり慣らしていけば、人間がそうであるようにいずれ洋式、つまり「キャットロボットオープンエアー」を気に入ってくれるでしょう。
うちの子も今では、みんなキャットロボットオープンエアーでしかトイレしませんので(笑)
キャットロボットオープンエアーのメリット
- トイレのおしっこ、うんちの掃除が週1,2回ですごく楽。
- トイレを複数置くよりも場所を取らない。
- 猫の尿疾患系の病気の予防・改善。
- トイレ以外の場所に粗相する事がなくなった。
- 猫を飼っているのが分からないくらいトイレの匂いが全くしない。
- 市販の猫砂、ゴミ袋が使えるので定期的に必要な専用の消耗品がない。
- 本体ドームは水洗い出来るからいつまでも清潔。
- 9年間使い続けられる設計がされており丈夫な作り。
- 設定方法がシンプルで簡単に操作が出来る。
- 公式輸入代理店で購入すれば1年保証付きだから安心。
- 公式輸入代理店で購入すれば日本語説明書がついている。
- 保証期間終了後も有償で修理可能かつ、修理代金が明確である。
キャットロボットオープンエアーのデメリット
- 本体の値段が高い。
- ベントナイト(鉱物)の固まる砂しか使用できない。
- 1mm以下の小さい粒の砂を使用する必要があるので使える砂が限定される。
- 砂の飛び散りは従来のトイレと変わらないので対策は必要。
- 猫の性格によって今まで使っていたトイレから移行するのに時間がかかる場合がある。
キャットロボットオープンエアーの販売と保証
キャットロボットオープンエアーは、アメリカミシガン州の「オートメイテッド・ペットケアープロダクト社」の製品です。
その製品を日本のペット用品の卸会社「株式会社オーエフティー」がアメリカの販売メーカーと契約し「ip-plus」という直営のネットショップで独占輸入代理店として販売しています。初期不良や故障などで修理が必要な場合、アメリカの販売メーカーに送り返して修理後、日本に返送するというのは時間的にも、往復の運送料などでも現実的ではない為、「ip-plus」には、キャットロボットオープンエアーのメンテナンスが出来るスタッフが在中し、保証や、修理などのアフターサービスを提供しているそうです。
キャットロボットオープンエアーの故障
私がキャットロボットオープンエアーを購入したタイミングでは、公式販売代理店よりも1万円近く安く他のショップが販売していましたが、保証に不安があるので買わず、公式ショップの「ip-plus」で購入させていただきました。
公式代理店で購入すれば万が一、初期不良に当たった場合や、壊れてしまった場合でも交換や、修理サービスを受ける事が出来ます
その他のショップや、メルカリ・ヤフオクなどの個人売買などで購入すると、メーカーの1年保証が付いていたとしても、アメリカの会社に保証を依頼するのは実質困難で、初期不良や故障の際に修理や交換が受けられず困った事態になる可能性もあります。公式代理店で購入すれば1年間の販売店での保証と、1年経過後も有償での修理メンテナンスが受けられます。高額な商品なので長く使い続けたいですから、購入する際は十分に検討しましょう。
まとめ
キャットロボットオープンエアーは従来の猫トイレ、システムトイレはもちろん、全ての全自動型トイレの中でも最高のトイレだと感じています。
猫は大好きだけど、トイレ掃除や猫独特のトイレ嫌な匂いは好きではない方がほとんどだと思いますが、それらを一挙に解決してくれる画期的な仕組みの商品でした。
これから故障せず、長く使っていけるようにメンテナンスにも気をつけて大事に使っていこうと思っています。
この記事へのコメントはありません。