目次
メーカー | (株)ヒノキ |
商品名 | ひのきとおからの流せる猫砂 |
原料 | 天然ひのき・おから・コーンスターチ |
捨て方 | 可燃ゴミ(水洗トイレに流せる) |
タイプ | 固まる |
内容量 | 8L(2.05kg) |
価格/kg | 8L[189円〜/kg] |
商品情報
「ひのきとおからの流せる猫砂」は、国産の固まる木製猫砂です。
主原料にはひのきの廃材と、とうふを作ったときに出るおからを利用し、コーンスターチを混合しています。おからは大豆、コーンスターチはとうもろこしから作られたデンプンですので、無害な原料で作られた環境にやさしい商品です。
固まる猫砂ですが、水洗トイレに流して処分することが出来るのが特徴です。
もちろん可燃ゴミとしても処理できますので、やりやすい処分方法を選ぶことができます。
天然木とおからが原料として一緒になったことで、木材のみで作られた猫砂よりも消臭効果が高くなっています。
砂の質感(色・形状・大きさ)
大きさは0.5mm~10mm前後の不揃いで白っぽい粒状です。
木製猫砂で同じようにペレットタイプではない「スーパーウッディー」と比べると、「ひのきとおからの流せる猫砂」の方が全体的に砂粒が大きめです。
砂の端々がとがっているように見えますが、実際の感触はやわらかく、もろいので、猫の肉球に刺さるようなことはありません。
トイレに敷き詰めると、とても軽くふかふかした感触で、猫たちはすぐに気に入って使ってくれました。
固まる力
おしっこがかかって茶色に変色した部分は、すみやかに固まっていきます。
猫がトイレを終えた直後にスコップで持ち上げても崩れませんでした。
ガッチリと固まるわけではないので、何度も持ち上げたり落としたりを繰り返すと崩れてきてしまいますが、一度すくって取り除く分には全く問題ありません。
砂の多い部分で固まるときれいなだんご状で、少しの圧でつぶれるやわらかい塊になるので、トイレに流す際には崩しやすいです。
砂の少ない部分ではだんご状ではなく、横に流れたように崩れた形で固まりますが、こびりつきは少なく、ばらけてしまう量も少なかったので掃除はしやすかったです。
消臭力
消臭効果の高い、木とおからの原料を組み合わせているので、おしっこの臭いはもちろん、うんちも臭気が非常に抑えられていました。
猫砂がうんちの水分や臭気を吸うので、時間が経つほど臭いが軽減されます。
留守がちでトイレをまめに掃除できない場合でも、部屋に臭いがこもりません。消臭力に関して品質の高い猫砂だと感じました。
1袋を使いきっての感想
軽くて取り扱いやすい猫砂です。猫たちにとっても使い勝手が良いらしく、1年以上使っている「パインウッド」のトイレと並べて置いたところ、「ひのきとおからの流せる猫砂」のトイレの方が使用率が高かったです。
猫砂自体の匂いは、檜の香りよりも、おからの匂いの方が強めです。
人の嗅覚でも木というより油揚げのようなおいしそうな匂いだと感じたので、誤食してしまわないか心配でしたが、猫2匹とも口に入れることはありませんでした。
食品由来の原材料で作られた猫砂は、猫によっては食べてしまう場合もあるようですので注意が必要です。
猫砂の匂いは、袋からトイレに出したてのときは強めに香っていますが、1~2日程度で落ち着いていきます。
ペレットタイプではなく砂に近い粒状の猫砂のため、飛び散りは多いです。
オープンタイプのトイレでは、猫がトイレを使うたび、必ずトイレの周辺に砂が飛び散ってしまうので毎回の掃除が必要です。
「スーパーウッディー」と比べると、粒度が大きいためか飛散量は多少ひかえめで、かき集めるのもそれほど手間ではありませんでした。
ただし、「ひのきとおからの流せる猫砂」は粉っぽいところが気になりました。
開封時から袋の下の方はすでに粉状になっていて、トイレに出す際の粉立ちでクシャミが出ました。
使用中も、トイレの内側に常に微粉がついていて、念入りに砂かきする黒猫はトイレのたびに頭と足が白っぽく粉を吹いたようになっていました。払えば落ちますが、長毛種だと付着する粉量も多くなるので、ケアが必要です。
また、鼻先が短い短頭種(ペルシャやエキゾチック・ショートヘアなど)の猫は鼻炎になりやすいため、刺激物となりうる粉っぽさがおすすめできません。
「ひのきとおからの流せる猫砂」はロングセラー商品で、ネット通販のサイトにはレビューが千件以上ありました。7割以上の方が高評価で、リピート利用している方は長く愛用しているようです。
軽くて取り扱いやすく、消臭力が高く、水洗トイレに流せて値段も安いので使いやすいという利点が高く評価されています。
散らばりやすい、ガッチリとは固まらない、粉々になってしまう等の欠点が許容できるのであれば使いやすい猫砂です。
「スーパーウッディー」より一袋の封入量が1L多く、値段は「ひのきとおからの流せる猫砂」の方が安いです。
ただ、高吸収性ポリマー等の精製品が含まれていないためか、一回に固まるときに使う砂の量が「ひのきとおからの流せる猫砂」の方が多いと感じました。
ですので、長期的に見るとコスパ的にすごく安い!ということではなさそうです。
どちらの猫砂も良い点はほぼ同じですが、難点は、粒が小さくとにかく飛び散って掃除が大変な「スーパーウッディー」、粒が砕けやすく粉っぽいのが常に気になる「ひのきとおからの流せる猫砂」という印象です。
砂粒の質感 | |
尿を固める強度 | |
消臭力の高さ | |
コストパフォーマンス |
難点の粉っぽさを抑えるために、減った分の猫砂をこまめに補充していくと良いです。
トイレ内でも底の方は猫の重さで踏み砕かれて粉になるのが早いので、粉っぽくなってしまった部分は定期的に取り除いていくと良いでしょう。
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