目次
メーカー | 新東北化学工業株式会社 |
商品名 | フォーキャット カテキン |
原料 | 木粉・お茶葉・バインダー等 |
捨て方 | 可燃ゴミ・水洗トイレに流す |
タイプ | 固まる |
内容量 | 7L(2.45kg) |
価格/kg | 7L[240円〜/kg] |
製品情報
「フォーキャット カテキン」は、新東北化学工業株式会社の木製猫砂です。
木粉とお茶葉が主素材で、化学品のバインダー(接着剤)等も含まれていますが薬品臭はありません。
カテキンの商品名の通りお茶の香りがします。木と緑茶成分であるカテキンの持つ効果を活かして、消臭・抗菌する猫砂です。
使用後の処理方法は可燃ゴミとして捨てるほか、水洗トイレに流すことができます。
砂の質感(色・形状・大きさ)
長さ3mm~1cm前後、直径5mmの濃い茶色のペレットです。小粒で軽い感触なので猫が砂かきしやすいようでした。
開封時からふんわりとお茶の香りがしますが、不自然さのない芳香で気になりません。猫も気にせず使っていました。
飛び散りは多少ありますが、小さくても粒状なので手でも拾い集めることができます。
粒が小さめなので砕けやすく、使っているとトイレの底の方に粉末が溜まっていきます。
固める力
おしっこがかかるとこげ茶色に変色し、ふくらんだ猫砂同士がくっつくようにして固まります。
固まり具合は弱いです。底の方に流れた形で固まるため球体状にならないことも多く、猫が砂かきするとバラバラになってしまうのでスコップで取り除くのが大変でした。
ふくらんだ猫砂部分はベタつくので、スコップにこびりついてしまうのも難点です。
消臭力
おしっこはもちろん、うんちも排泄直後からほとんど臭いません。あまり砂かけされていない状態でも臭ってきませんでした。
処理するためにスコップで猫砂を掘ると、お茶の香りの方が強く感じたほどです。
時間が経つとさらに臭いが閉じ込められるため、しめ切った室内でもトイレが使われているかどうか臭いではわかりませんでした。
フォーキャットカテキンを使ってみた感想
フォーキャットは同社が製造販売している猫砂のシリーズで、木製の他に、
- ベントナイト
- シリカゲル
- 紙
- おから
で展開されています。
「フォーキャット カテキン」は木製猫砂で、主素材として茶葉が含まれた製品です。
緑茶の成分であるカテキンには抗菌・消臭効果があります。
猫のトイレ後の処理中に猫砂をかきまぜるとふわっと香ってきます。
後付けの芳香ではなく素材として茶葉を使っているので、日数が経ってもお茶の香りは消えませんでした。
小粒で軽い砂の感触は猫たちに好評で、粒の大きなペレットタイプの「パインウッド」のトイレと並べて置いたところ、おしっこは「フォーキャット カテキン」の方ばかりでしていました。少しの力でも掘りやすく、砂かけしやすい大きさの粒で気に入ったようです。
ですがその分、粒が砕けやすく、粉っぽくなりやすいのが気になりました。
トイレから出てきた猫の体には微粉が毎回ついていて、トイレ内の壁にも細かく粉が付着していました。
固まる猫砂ですが、肝心の固まり方はとても弱いです。
もろく崩れやすいのでトイレ内でバラバラになってしまって、取り除くのが大変でした。
濡れた部分はベタつくのでスコップにこびりついて汚れやすいです。
水洗トイレに流せるため、水の中で崩れやすいように固まり具合が緩めなのだと思いますが、もう少ししっかり固まってくれた方が処理しやすいと感じました。
おしっこがかかった部分の猫砂が濃い茶色になるので、汚れた部分がわかりやすいです。
ただ、色味的にうんちのかけらのようにも見えてしまい、バラけているとぱっと見でどちらがしてあるのかわかりにくかったです。
猫砂自体の色が濃色で尿の色は全くわからないので、健康管理に尿チェックをしたい飼い主さんにはおすすめできません。
木とお茶(カテキン)の相乗的な消臭効果で、消臭力はかなり高いです。
猫砂自体のお茶の香りで臭いをごまかすのではなく、しっかり消臭されてます。
おしっこがかかって色が変わった部分も、時間が経つと乾いて元の色に戻ります。その場合でも臭いが残ることはありません。
砂で覆われていなくても排泄物臭がしないので、砂かけが苦手な猫の排泄後でも室内に臭いがこもることなく快適に使えました。
似たような小粒で固まるタイプの木製猫砂には「スーパーウッディ」があります。
こちらは飛び散りの問題を気にしないなら、同容量で「フォーキャット カテキン」より値段が安く経済的です。
消臭力は「フォーキャット カテキン」の方が高いので、優先度に応じて選択すると良いと思います。
砂粒の質感 | |
尿を固める強度 | |
消臭力の高さ | |
コストパフォーマンス |
値段も手ごろで購入しやすく、砂自体が軽くて取り扱いやすいのは猫にも飼い主にも利点となるでしょう。